AZOTH -Company Tour-

by Masahide Watanabe
2022.03.04 | NEWS

仙台市中心部から東へ4kmの卸町に社屋を構えるデザインファクトリー『AZOTH』(@azoth_designfactory)
衣類へのシルクスクリーンプリントをメインに、自社製版工場にて手刷りでTシャツに新しい価値を生み出している。
現在は主にイベント物販商品や、アパレル製品などを提供しています。
始まりは小さなガレージに「小さなTシャツくん」、スタッフは3名からスタート。
2011年には東日本大震災で社屋全壊、2019年令和元年東日本台風で社屋浸水など被災を経験したが、それらを乗り越え2020年再び若林区卸町でリスタートしました。現在は「デザイン工務店 T-plan」とシェアオフィスをしている。

今回は、Delicious Sendaiの12周年のタイミングで製作を依頼しておりました『12th ”A variety of special prints” Tee』の製作工程を取材させていただきました。
Delicious staffのSOTA(@sota__dlcs)、TAKERU(@ts01dlcs)と一緒に伺いました様子をご紹介していきます。

製作していただいていたTシャツは、これまでDeliciousでリリースしてきました歴代のオリジナルプリントのデザインを厳選し、Tシャツ1枚1枚配置をランダムでプリントしていただくという時間と手間がかかる製作工程でした。

普通ですと同じ位置にプリントを行なっていくため、ある程度流れ作業となるところも、マルチプリントの今回はTシャツをセットする位置・角度も1枚1枚変えていただきました。
セット完了後、プリントして、自動乾燥機で乾かしていきます。

あまり見ることのない光景を間近で見学することができ、二人も食い入るように見つめていました。

こちらではプリントのデザインに合わせたインクの配合などを行うところです。手刷りプリントをする製版の上にインクを盛って、先ほどの作業場でプリントをしていきます。
数えられないほどのインクの数で、細かく色の種類が分けられています。

製版を作る工程も見学することが出来ました。枠に特殊な繊維をセットして、のり付け、デザインを投射していきます。
この繊維は昔、シルクを使っていたことから「シルクスクリーン」の名前が付けられたとのことです。現在はポリエステル素材の物に。
繊維を触らせてもらいましたが、少しハリがあってテロっとした肌触りでした。

この機械でデザインを投射していきます。先程の繊維に特殊な液体を染み込ませ、強い光をこの機械で当てることで、インクが通る場所、通らない場所を作っていき様々なロゴデザインなどの製版が出来上がります。
他社様のデザインの為、写せませんが沢山のデザインが壁に並べられており見入ってしまいます。

次は今回製作していただいたTシャツの手刷りプリントを間近で見学させて頂きました。
回転する製版台に1枚ずつTシャツをセットし、1枚ずつプリント位置を変えながら手刷りしていきます。

手刷りでプリントしたばかりだと、やはり少し水分量が多めでマッドな色に。
今度はこれを乾かす為、コンベアでベーキング乾燥していきます。

数分間かけて流れてきたTシャツは、先ほどよりも水分が飛んでカラーがより鮮明となります。
写真では分かりづらいかと思いますが、綺麗なネイビーカラーに仕上がりました。

今回、実際商品となるTシャツにSOTAとTAKERUがグリーンカラーで『Mr.D』の手刷りプリントを体験させていただくことに。
なかなか出来ない貴重な体験ができた二人。緊張感のある作業でしたが、綺麗なプリントができました。

二人がプリントしたTシャツもコンベアに流し、乾燥させて完成です。
もしかしたら、今見てくださっている方の中に彼らがプリントしたTシャツをゲットした方がいるかもしれません。

完成したTシャツは、2022.02.20(Sun)の12周年当日に店頭にて限定販売。
このTシャツに使用しているボディは、着丈短めで身幅が広く、丸胴仕上げ。袖、裾はシングルステッチとヴィンテージTシャツ仕様です。
このボディはあまり流通していない特殊な物を使用しました。

無理なオーダーでしたが快く製作を引き受けてくださり、またお忙しい中、製作工程の見学をさせていただいた『AZOTH』さんには感謝しかありません。本当にありがとうございました。

そして今回は見学だけでなく、インタビューにも応じていただきました。そちらの様子もまとめましたので、是非ご覧ください。
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