Mix Tape by DJ Kenchy.

2013.05.16 Hiroyuki Sano

kenchy
アパレルと音楽には密接な繋がりがある。
少なくとも僕らが思春期だった90年代はそうだった。
パンクが好きな人はパンクのブランドに身を包み、スケートが好きな人も、ヒップホップが好きな人も当然そうだった。
今のアパレル業界を見て感じるのは、どのメーカーやブランドも突出して変わらないし、アイコン不在で個性的ではない。
ある意味、個性的なモノはあるが、趣味ではない。
しかし、色々な街を見渡すと、個性的な店やアイコンは少なからず存在している。

2000年以降の音楽シーンは「アイドル」全盛期となり、そこから発達したカルチャーはアキバ系と言われるオタクカルチャー。
そして、そこから生まれたアキバのアイコン「AKB48」や原宿のアイコン「きゃりーぱみゅぱみゅ」、最近ではK-POPかな。
その様なカルチャーが拡大している今は、僕らが発信するアングラなファッションやカルチャーが発達しないのは必然なのではないのかと思う。
そう、あの当時は全てがインディペンデントで新鮮だった。
音楽のムーブメントからカルチャーの発達がもう一度起きると、また新しい何かが起り非常に面白い方向に行くと思う。
古くはロカビリーに始まり、パンクだったり、ヒップホップだったり、メロコアだったり、ハードコアだったりと、振り返ればファッションと音楽は密接な繋がりがる。
まだまだアイドルブームは続きそうだが、僕らアパレルがこういった動きをすればマスの層にも少しは広がり、仙台の音楽シーンも活気が出てくると信じている。

Mix Tapeと題したコンテンツは仙台や県外、海外で僕らと交流のあるDJにMixをお願いしている。
まずは第一発目に紹介したいDJはKenchy。
彼は仙台のHip Hopシーンではなくてはならない存在で、ジャンルに縛られない彼のPlayは幅広い層に届いている。
Clubに行く意外でも、こうした動きやCDを購入したりなど、シーンを支える方法はいくらでもある。
みんなが色々な方法でシーンを継続的に支えることが出来れば、まだまだ面白い事は必ず起る。
そういった面白い事を作り出すのは、僕らの世代なんだと思う。
Mix Tape